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02/12/8 ニューヨークの恋人 -KATE
& LEOPOLD-
《採点》★★★
《監督》ジェームズ・マンゴールド('01)
《出演》メグ・ライアン、ヒュー・ジャックマン、リーヴ・シュレイバー、ブレッキン・メイヤー、ナターシャ・リオン、ブラッドリー・ウィットフォード、フィリップ・ボスコ
「時代も性格も違うけれど、ふたりはニューヨーカー・・・そして恋人。」
1876年ニューヨーク。公爵レオポルドは理想の女性との出会いのないまま、結構相手を選ぶ舞踏会の日を迎えて気分は晴れない。一方、現代のニューヨーク。仕事にも恋にも疲れたキャリアウーマンのケイトは奇跡なんて信じない超リアリスト。そんな2人が運命的な出会いを果たす!
タイムマシンは出て来ないけどタイムスリップを題材にしたお話で、こないだ観た「タイムマシン」よりずっと面白かったです。“時を越えて白馬に乗った王子様が私を迎えにやってくる”・・・!まるで王子様好きの私のための映画じゃん(笑)メグ・ライアンは笑うと顔がくしゃくしゃで小犬みたい。性格的にはちょっと現実的で可愛げのない女の子の役だったけど、だんだんレオポルドの愛情によって可愛らしく変わっていく様を好演。ヒュー・ジャックマンはいつもなら王子様のイメージじゃないけど、純朴そうな昔の青年も結構似合ってたように思うけど・・・意外な一面でした。
02/12/6 ファニーゲーム -FUNNY
GAMES-
《採点》★★★★★
《監督》ミヒャエル・ハネケ('97オーストリア)
《出演》スザンネ・ローター、ウルリヒ・ミューエ、フランク・ギーリング、アルノ・フリッシュ
「人間が一番怖い」
穏やかな夏の午後、緑豊かな湖畔の別荘にショーパー一家はバカンスを過ごすために車でやってきた。そこへ1人の青年が「卵を分けて欲しい」と訪ねてくる。一見、礼儀正しく物静かな姿は凡庸だった。何故か両手に白い手袋をはめているという事以外は…。
かなり怖いです。この監督スゴイです。「ピアニスト」も然り、認めざるを得ない。こんなことがあってはいけない、あったら酷いというような衝撃的な内容を、余計な過剰演出一切なしで淡々と表現する。それが逆にドキュメンタリーのような効果で、まるで実際に起こっているかのようなリアリティ。なのに、途中のリモコン巻き戻しシーンや私達観客に向かっての語りかけなど、映画的面白さをも計算ずくなところが何とも憎いこと・・・まんまと乗せられてしまう。確かに後味は良くないけど、監督の腕に感心せざるを得ない、くやしいけど。それにしても、この犯人ムカつく〜!
02/12/6 ロッキー・ホラー・ショー
-THE ROCKY HORROR PICTURE
SHOW-
《採点》★★★
《監督》ジム・シャーマン('75)
《出演》ティム・カリー、スーザン・サランドン、バリー・ボストウィック、リチャード・オブライエン、パトリシア・クィン、リトル・ネル、ジョナサン・アダムス、ピーター・ハインウッド
「夢見てちゃダメ、夢になりなさい」
平凡な(ダサい)カップルが不気味な城へ迷い込む。城の主はフランクン・フルター、トランスセクシャル星(性別のない惑星)からやってきた、ご乱心の科学博士。その時城内では博士の愛と夢の結晶、人造人間ロッキーが誕生しようとしていた!
何ですか?これは??謎・・・わけわかんない???でもね、でもね・・・なんか面白い。ストーリーがどうのとか、映画の作りがどうのとか、そんなこと語るのはナンセンスってゆうか、語ろうとしても語れないっす(^_^;)ティム・カリーって一体何者?これ30年近く前の作品だけど、この人が今どんなふうになっているのか、ちょっと興味あり(実はタイプだったりする)S・サランドンっていつも可愛らしい声してるなぁって思ってたら、やっぱり歌が上手だったのね〜。“DON'T
DREAM IT, BE IT!”ってフレーズ、めっちゃ気に入った!そう、ただ夢見てるだけじゃあダメ。実現しなきゃ!!
02/11/24 アザーズ -the
Others-
《採点》★★★
《監督》アレハンドロ・アメナーバル('01米・仏・スペイン)
《出演》ニコール・キッドマン、フィオヌラ・フラナガン、クリストファー・エクルストン、アラキナ・マン、ジェームズ・ベントレー
「その“存在”が見えた時、全てが変わる。」
1945年、イギリスの深い霧に覆われた孤島。戦地に行った夫の帰りを待つ美しい人妻グレースは、子供達とともにこの孤島の古い屋敷に引っ越して来た。ある日、一家のもとに3人の召使がやってきて共に生活するようになった。しかし、その時からこの陰鬱な館では怪現象が起こるようになる…。
「オープンユアアイズ」のアメナーバル監督だから、ありきたりのストーリー展開のはずがない。絶対最後に何かあるだろうとは思っていましたが、やっぱり・・・結末は知らずに観ることをオススメします。“その恐怖に世界が戦慄した”なんて謳っているけど、ラストで私は恐怖よりもむしろ哀しみを強く感じた。なぜか、マジで涙出そうだった。。。女としては弱い存在でも、母としての強い愛情は神のお慈悲さえも手に入れてしまうのだ。「ムーランルージュ」ではちょっとコケたけど、この作品でのN・キッドマンは迫真の演技で、神経質そうなお母さん役がピッタリはまってた。
02/11/17 少林サッカー -SHORIN
SOCCER-
《採点》★★★
《監督》チャウ・シンチー('01香港)
《出演》ティン・カイマン、ヴィッキー・チャオ、ン・マジタ、ウォン・ヤッフェイ、モク・メイラム、チャン・クォックァン、ラム・チーチョン
「君はまだ、究極のサッカーを知らない」
少林拳の普及に励んでいる鋼鉄の脚の持ち主シンは、少林拳を広めるためにサッカーをやることになる。さまざまな得意技を持つ少林チームはあれよあれよという間に全国大会へ勝ち進み、ハイテクトレーニングや筋肉増強剤の投与で不死身と化した宿敵デビルチームに戦いを挑む!
ヾ(>▽<)oきゃはははっ!面白かったよ〜〜〜♪もちろん、ところどころにサム〜イギャグが満載だけど、そこがまた香港らしくて笑えるし、ブルース・リーのエピソードも半分おちょくってるけど(-_-メ;)凸半分は一応尊敬の念も見え隠れしていたのでは?ということで許しましょう(^_^;)単純にコメディとして観れば、なかなか笑いのツボを押えてるし、作りもしっかりしてるかも?です。そーいえば、香港旅行した時に繁華街のど真ん中にサッカー場があったことを思い出した。なんてったって何でもアリな香港だもんね。サッカーと格闘技をごちゃまぜにしちゃったところはさすがです。
02/11/10 タイムマシン -THE
TIME MACHINE-
《採点》★★
《監督》サイモン・ウェルズ('01)
《出演》ガイ・ピアース、シエナ・ギロリー、サマンサ・マンバ、ジェレミー・アイアンズ、オーランド・ジョーンズ、マーク・アディ
「誰にでも取り戻したい過去がある。そして実現させたい未来がある・・・」
1899年冬・ニューヨーク。若き科学者アレクサンダーの恋人エマは、強盗にピストルの引き金を引かれ、そのまま息を引き取った…。その日からアレクサンダーは、憑かれたように研究に没頭する。彼が研究していたのは、“あの日”に戻って過去を変えるための機械、つまりタイムマシンだったのだ。
映像はCGを駆使して過去・現在・未来の切り替えも鮮やかですが、ストーリーが今ひとつ説得力に欠ける。80万年後の未来世界ってあんなもん?確かにあまりにも未来すぎて想像もつかない世界だけど、ちょっと納得いかないような…(私って夢がない?)特にあの地底人(?)はなぜ人間を襲うのか?そして襲われるのが分かってるのに、人間達ってのん気すぎない?ジェレミー・アイアンズ演じる不気味な人物の存在も不可解。タイムマシンもハイテクすぎて、かえってちゃちに見えた。昔ながらのポンコツマシンの方が夢があって良かったような気がするんだけど。
02/11/8 アモーレス・ペロス -AMORES
PERROS-
《採点》★★★
《監督》アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ('01メキシコ)
《出演》ガエル・ガルシア・ベルナル、エミリオ・エチェバリア、ゴヤ・トレド、アルバロ・ゲレロ、マルコ・ペレス、バネッサ・バウチェ
「心臓が止まるほど衝撃的」
兄嫁を狂おしいほど愛し、そして裏切られた若い男。美貌・キャリア・不倫の恋もすべてを手に入れた女。何匹もの犬を飼い、自分が捨てた家族への愛の幻を追い求める老いた殺し屋。そして男女の2台の車と殺し屋が交差点に差し掛かろうとした時、それぞれの愛が思わぬ方向へ走り出した。
1件の交通事故にかかわった3人のそれぞれの人間模様を描いて、事故に至るまでの過程や、事故によって一変してしまう人生など、なかなかバラエティに富んだ内容なんだけど、結局この3人の絡みがない点がちょっと面白味に欠ける。それから、やたら犬が死ぬシーンが多くて辟易した。あれ、まさか本当に殺してないよね?特に老人が手当して一命を取り留めた元闘犬が老人の他の愛犬を全部殺しちゃったのは、悲しくて救いようのない気持ちになっちゃった(T_T)でも、オクタビオ役とお兄ちゃん役の2人がめっちゃラテン系男前で、一見の価値ありです(*^.^*)
02/11/3 アリ -ALI-
《採点》★★
《監督》マイケル・マン('01)
《出演》ウィル・スミス、ジェイミー・フォックス、ジョン・ボイド、ヴァン・ピープルズ、ロン・シルバー、ジェフリー・ライト、ミケルティ・ウィリアムソン
「モハメド・アリ・・・たった1人でアメリカと闘った男」
“蝶のように舞い、蜂のように刺す”と言われたリング上での軽やかなフットワークで世界ヘビー級チャンピオンとして不動の地位を築く一方、突然の改名とブラック・ムスリムへの信仰、ベトナム戦争への徴兵拒否、“元祖ラッパー”と賞される喋りと詩など、伝説のボクサー、モハメド・アリの魂の奇跡を描く。
人種差別問題を扱った黒人映画は昔から好きだったし、お気に入りのウィル・スミス主演なので楽しみでした。期待通りシリアスな作りで良くできた作品です。試合のシーンも迫力あったし、マルコムとの絡みも感動的だったし、挑発的なしゃべりで相手を威嚇する難しい役どころをウィルもラッパーらしく頑張ってました。ちょっと実物のモハメド・アリよか可愛い過ぎたかな〜なんて思うけど。ただねぇ・・・昨日からか〜んなりヘンテコリンな普通じゃない系の映画ばかり立て続けに観てたせいか、ちょっとだけ物足りなく感じてしまった(~_~;)アリを先に見れば良かったと後悔・・・
02/11/3 ピアニスト -LA
PIANISTE-
《採点》★★★★★
《監督》ミヒャエル・ハネケ('01仏・オーストリア)
《出演》イザベル・ユペール、ブノワ・マジメル、アニー・ジラルド
「その愛は、ふしだら。そして、誠実。」
母はエリカに恋人も、流行の服も許さず、ただピアニストとして一流になることだけを望んだ。エリカはウィーン国立音楽院のピアノ教師になった今も、歪んだ秘密を抱えていた。ある日、彼女を一途に恋する美しい青年が現れる・・・。
多分このタイトルからして、女性芸術家と若い青年のお上品な恋物語を期待した方が多いのでは?何を隠そう私もそうでした。ところがどっこい、性的異常者(女)とそれに翻弄される男のかなり生々しいショッキングなストーリーです。こんな人、身近にいたりしたらジョーダンじゃないと思うほど冷酷で無感情なエリカだけど、案外これに近い人はいるのかも・・・と思わされるリアリティのある演出とイザベラ・ユペールの演技力。肉親の度を越した愛情は罪悪だということ、こんなに感情の希薄な人間がピアニストになれるわけがないとか、いろいろ思うところ多々ありです。
02/11/2 トマ@トマ -THOMAS
EST AMOUREUX-
《採点》★★
《監督》ピエール・ポール・ランデル('00仏・ベルギー)
《出演》ブノワ・ヴェレール、エラン・ヤイ、マガリ・バンロー、ミシュリーヌ・アルディー、フレデリック・トパール、セルジュ・ラリヴィエール
「早く、見つけて!」
“奥行きがある・消えようとしている・ぼやけている”そんな状態恐怖症のトマは一歩も外に出なくなった。コミュニケーションは自分の部屋のテレビ電話の中だけ!ある日、画面の向こうのひとりの女性に本気で恋をした。自分の殻を破る時が来たことを感じ、そして「触れあいたい」と思い始めたトマ・・・!
しょっぱなからキワドイH系なCGが登場したりするから、もしかしてマニアック?って思ったけど、ストーリーが進むに従って結構、現代人のしょーもない心の病を描いて核心ついてるのかも?って思えてきた。この主人公みたいに命にかかわるほどの重症になると笑い事じゃ済まんけど、単なるヒッキー君ならいっぱいいるよね、今の世の中。人間、毎日の生活において決して楽しいことばかりじゃない。嫌なことや気が滅入ることはできるだけ避けたいから、最初から何もしない方が楽だなんて・・・それじゃあ前へ進めない。人間らしい生き方について考えてみようと思った。
02/11/2 オテサーネク -OTESANEK-
《採点》★★★
《監督》ヤン・シュヴァンクマイエル('01チェコ)
《出演》ヴェロニカ・ジルコヴァー、ヤン・ハルトゥル、ヤロスラヴァ・クレチュメロヴァー、バヴェル・ヴィー、クリスティーナ・アダムツォヴァー
「残酷なのは人間なのか?自然なのか?運命なのか?」
赤ん坊のような切り株を見つけたホラーク。子宝に恵まれないホラーク夫人は、切り株をオティークと名付け、生きた子のように溺愛した。やがてオティークは異常な食欲を見せ始め、飼い猫や郵便配達夫、隣人を襲い・・・。
チェコの民話を下敷きに描いたお話だそうですが、いや〜なんとも不気味でドギツイけど面白い。確かにグリム童話とかも原作はかなり残酷だったりするのが多いけど、負けてない。子供が欲しいのに出来ないという精神的な欲求不満が異常な行為となってエスカレートする大人の様を、妙に悟ったような少女の冷やかな視点でとらえた感覚が滑稽で笑えます。変な赤ちゃんが登場するのでD・リンチのイレイザーヘッドを思い出したけど、あれほど精神的ダメージはないし残酷な場面も不思議とそんなに気持ち悪くなかったな。恐るべしヤン監督作品初体験でした。
02/10/22 スパイダーマン -SPIDER
MAN-
《採点》★★★
《監督》サム・ライミ('01)
《出演》トビー・マグワイア、ウィレム・デフォー、キルステン・ダンスト、ジェームズ・フランコ
「運命を受け入れろ。」
幼くして両親を失ったピーターは大学進学と同級生のメリー・ジェーンへの恋に悩む普通の高校3年生。だがある日、遺伝子を組み替えた特殊なクモに偶然噛まれたことから、超人的な能力を身につける。愛する者たちを守るためにヒーローとなる宿命を背負ったスパイダーマンの戦いが今、始まる!
う〜ん。まあ、こんなもんでしょ。もともとアメコミだもんね。あんまり感動とか期待しないで(そんな人あんましいないか?)娯楽作品として軽い気持ちで見ると良いでしょう。私としてはヤマカシみたいに忍者のごとく飛び回るスパイダーマンのアクションを期待してたんだけど、その辺がほとんどCGに頼りすぎで今ひとつだったのと、主役2人がいかにも庶民的で(それが良いのかもしれないけど)私的にはあまり魅力を感じなかったです。ウィレム・デフォーは最近路線変更?こういう一癖ある変な悪役多いですね。プラトーンではカッコ良かったのにね。面白くて良いけど。
02/10/20 ブラック・ホーク・ダウン -BLACK
HAWK DOWN-
《採点》★★★
《監督》リドリー・スコット('01)
《出演》ジョシュ・ハートネット、ユアン・マクレガー、エリック・パナ、トム・サイズモア、サム・シェパード、ジェイソン・アイザック、ウィリアム・フィシュナー、オーランド・ブルーム
「判断停止。そして事実だけが刻まれる。」
1993年、東アフリカのソマリアに100名の米軍特殊部隊の兵士たちが舞い降りた。彼らの任務は独裁者アイディード将軍の副官2名を捕らえること。当初、作戦は1時間足らずで終了するはずだった。しかし、2機の最新鋭ブラックホーク・ヘリが襲撃されたことから、兵士たちの運命は一変する。
最近食傷気味の戦争映画でしたが、結構引き込まれた。ジョシュ君の魅力はイマイチだったような気がするけど、実践経験のない役どころのユアンはなかなか良かった。そして、そのユアンを見守るサンダーソン軍曹と一匹狼的なギブソン軍曹が私好みですな〜(*^.^*)脇が光る作品です。ロードオブザリングのオーランド・ブルーム君は楽しみにしてたらアッという間にいなくなっちゃいました(笑)一番感じたのは同じ戦争映画なのに、やっぱりリドリー・スコットはちょっと一味違う。あの妙にリアルな色彩というか、らしさを感じることのできる、違いの分かる1本って気がした。
02/10/15 フロッグ・プリンス -PRINCE
CHARMING-
《採点》★★★
《監督》アラン・アーカッシュ('01)
《出演》マーティン・ショート、クリスティナ・アップルゲイト、ビリー・コノリー、ショーン・マグワイアー
「500年の時を越えて、奇跡は起こる・・・」
舞台は中世のイギリス。アンウィン王国のジョン王子は国王を侮辱した罪で“カエルになる”罰に処され、従者で魔術師のロドニーと共に醜いヒキガエルに姿を変えられてしまう。彼らが救われる方法はただ一つ、次の満月までにジョンが真実の愛を込めて結婚する相手からキスされることだった・・・。
めちゃウケ!これは拾い物。こんな王子様らしからぬ王子様いいな〜♪女の子の悲鳴を聞くと助けに走らずにはいられないなんて、とんでもないオバカなキャラだけど、憎めない。少しくらいHで浮気もんでも許しちゃいます(*^.^*)お人好しな家来とのコンビも絶妙で、2人の漫才のようなやりとりがかなり笑えます。しかもCGのカエルの精巧な動きには感心させられた。ぜんぜんウソっぽくなくって本物のカエルかと思っちゃうくらい。これがまた可愛いんだわ、愛嬌があって、カエルなのに。ねずみの「スチュアートリトル」にも負けてないと思ったヨ、私的にはお気に入りの1本です。
02/10/13 パニック・ルーム -PANIC
ROOM-
《採点》★★★
《監督》デビッド・フィンチャー('02)
《出演》ジョディ・フォスター、フォレスト・ウィテカー、ドワイト・ヨーカム、ジャレット・レト、クリステン・スチュワート
「作られた目的はただひとつ。決して誰も侵入させないこと。」
ニューヨーク・マンハッタンの高級住宅地に、離婚したばかりのメグは娘のサラを連れて新しい引越先の下見に出かけた。4階建て、エレベーター付き、そしてそこにはある秘密の部屋“パニックルーム”が設置されていた。母子の新たな生活が始まったその晩、事件は起こった・・・。
緊迫したストーリー展開、スリル満点で楽しめました。ジョディ・フォスターは「羊たちの沈黙」を思い出させる演技で相変わらず上手い。娘役の女の子もジョディに見た目も似てて、まさに親子のリアリティたっぷり。強盗犯3人組がオマヌケだったり、イッちゃってたり、本当はイイ奴だったり、個性的でめっちゃ面白い。特にジャレット・レトがあのドジでお調子者の仲間割れして殺されちゃう役だったとは意外。あんな役もできるのね。欲を言えば、もう少しデビッド・フィンチャーらしさが欲しかったかな〜あの斬新なカメラワークを期待して観るとちょっと肩透かしかもしれません。
02/9/22 ロード・オブ・ザ・リング -LORD
OF THE LINGS-
《採点》★★★
《監督》ピーター・ジャクソン('01)
《出演》イライジャ・ウッド、イアン・マッケラン、リヴ・タイラー、ヴィゴ・モーテンセン、ショーン・アスティン、ケイト・ブランシェット、オーランド・ブルーム、クリストファー・リー、ショーン・ビーン、イアン・ホルム
「映画は偉大なる伝説を超えた!」
舞台は遥か昔の中つ国。闇の力を秘めた指輪を手にしたホビット族のフロドを中心に結成された9人の仲間が、指輪を狙う悪の冥王サウロンの追手から逃れて、指輪を抹消するために息をつかせぬ壮大な闘いのドラマを繰り広げる。そしてこの冒険はかつてない感動のクライマックスへ・・・。
イライジャ・ウッド君の鋭いオメメがちょっと恐くて尻込みしてましたが、観てみるとぜんぜん気にならなかったです。雰囲気が小人のホビット族にピッタリでなかなかハマリ役でした。てゆうか、主人公はフロドだけど、実は私を虜にしたのはフロドを守る戦士たちなのさ。アラゴルンもレゴラスもボロミアもめちゃめちゃ強くてカッコいい!ストーリーは?と言うと・・・よく分かりません(^_^;)指輪一つになんでこんなに必死こいてるの?とか思うけど、多分RPGだと思って楽しめば良いのでは?私はゲーム未経験だから分からないけど。ラストの尻切れトンボもそんなに気にならなかったよ。
02/9/4 ひかりのまち -WONDERLAND-
《採点》★★★
《監督》マイケル・ウィンターボトム('99英)
《出演》ジナ・マッキー、モリー・パーカー、シャーリー・ヘンダーソン、イアン・ハート
「この街のどこかに、きっと愛してくれる人がいる」
ロンドンのソーホーのカフェで働くウェートレスのナディアは、伝言ダイヤルで恋人を募集中。誰かそばにいてほしい。でも誰でもいいわけではない…。姉のデビーはバツイチの美容師。元教師の妹モリーにはもうすぐ赤ん坊が産まれる。いつもと変わらない週末。幸福と出会いを求めてさまよう人たち…。
ドキュメンタリータッチで淡々と進むのですが、意外とドラマチックな展開にそのうちぐいぐい引き込まれる。日本人はイギリスびいきな人が多くて、かなり美化してるところがあるけど、この映画は結構イギリスの裏側を見せてくれる。どこにでもある家庭の事情、親子、兄弟姉妹、夫婦の人間関係。いろんな人がいて、いろんな生活がある。誰でも1人になるのは寂しい。でも、つい忙しかったり自分のことで精一杯で、人の事をかまってやれなかったりもする。「1人が好き」なんて言ってても、いざ1人ぼっちになってしまったら淋しくてどーしょーもなくなっちゃうんだろうな。
02/9/3 蝶の舌 -LA
LENGUA DE LAS MARIPOSAS-
《採点》★★★
《監督》ホセ・ルイス・クエルタ('01スペイン)
《出演》マヌエル・ロサノ、ウシア・ブランコ、ゴンサロ・ウリアルテ
「だから“さよなら”のかわりに叫んだ。胸、引き裂かれる思いで…」
1年遅れの初めての登校日、喘息持ちの少年モンチョは学校が怖かった。しかし、担任のグレゴリオ先生はモンチョをそよ風のように優しく包み込んでくれた。先生と出会ってモンチョははたくさんのことを学んでいく。一方、時代は激しく揺れ動きスペイン内戦が始まり、迫害の矛先が先生に迫ってきた…。
何を信じて生きていくか?それを選ぶのは、1人1人に自由に与えられた権利なのに、「自由とは何か?」を将来を担う子供たちに一生懸命伝えようとしていた先生が、一部の権利のみを主張する人達によって抑えられてしまうのは悲しい。きっと少年は先生との心の触れ合いを、蝶の舌のことを忘れない。でも、実は私が一番心に残っているのは、もう一つの少年の兄と中国の女の子の淡い恋のエピソード。まだまだ感情表現が下手っぴーだったお兄ちゃんが、生まれて初めて少女を想って吹くサックスの音色は、哀しく美しく胸を打ちます。
02/9/2 ゴーストワールド -GHOST
WORLD-
《採点》★★★★
《監督》テリー・ツワイゴフ('01)
《出演》ソーラ・バーチ、スカーレット・ヨハンソン、スティーヴ・ブシェミ、ブラッド・レンフロ
「ダメに生きる」
イーニドとレベッカは幼なじみで親友。高校を卒業したものの進路も決めずに好きなことをして楽しんでいる。そんなある日、イーニドはモテないレコードマニアのシーモアに興味を持ち、二人の間に奇妙な友情が芽生える。一方、レベッカは独立を目指してカフェで働き、お互いに距離を感じ始める。
自分の学生時代を思い出した。いつも突飛なことを言い出す女友達が1人いて、振り回されるんだけど、なぜか楽しかった。今思うと彼女は寂しがり屋だったんだろーなー、私って冷たかったかなーなんて、しみじみ。「ダサイ」とか「ムカツク」とか決り文句なのは今の日本の女子高生とおんなじノリだけど、「誰にも何も言わず1人で旅立ちたい」気持ちは今の私にも充分共感できる奥深いものを感じた。ソーラ・バーチもスカーレット・ヨハンソンも恐いものなしって感じの今時の女の子を好演。ブシェミの憎めない超オタクっぷりも笑えた。こんな人いるいる・・・。
02/9/1 ぼくの美しい人だから -WHITE
PALACE-
《採点》★★★★
《監督》ルイス・マンドーキ('90)
《出演》ジェームズ・スペイダー、スーザン・サランドン、キャシー・ベイツ、アイリーン・ブレナン、ジェイソン・アレクサンダー
「愛のかたちは、さまざま……」
知的生活になじんだエリート青年と孤独な中年女。年齢も、教養も、生まれ育った環境も、何もかも不釣合いなこの2人が出会い、欲し合う。酒場とベッドで満たされたこの偶然の出会いは、本来なら、そこで終わるはずだった。だが、青年はまた女を訪れた。たまらなく彼女が欲しかったから…。
原題の「WHITE PALACE」は主人公の女性がウェートレスとして働くハンバーガー店の名前。それが、なぜ「ぼくの美しい人だから」に?でも、言われてみたい、その言葉( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ。S・サランドンは演じた時いくつだったんでしょう?設定は43歳となっているけど…可愛いです、とっても。J・スペイダー君もソフトで純な若者を演じて素敵でした。愛には年齢は関係ないです、ホント、そう思わせてくれる。ノラが身を引く時に「あなたは私に自信を持たせてくれた」という言葉が、なぜかジーンときた。女は相手の優しさや純粋な気持ちによって美しく変われるものなのさっ。
02/8/31 マルホランド・ドライブ -MULHOLLAND
DR.-
《採点》★★★★★
《監督》デイヴィッド・リンチ('01米・仏)
《出演》ナオミ・ワッツ、ローラ・エレナ・ハリング、ジャスティン・セロウ
「わたしのあたまはどうかしている。」
マルホランドドライブの交通事故で、ただ一人生き残った女が記憶喪失になり、女優の留守宅に忍び込む。その女を発見した女優の姪のベティは、女に同情して助けようとする。手掛かりを求めて開いた女のバッグの中には、大金と青い鍵が入っていた…。
最初から最後までドキドキしっぱなし、妖しさ満点で2時間半があっという間に過ぎてしまった。次にどんなカットが待ち受けているのか、何が起ころうとしているのか、つかみどころがなくて胸騒ぎの連続。ファンはこれを待ってました!リンチワールド大爆発!!夢と現実の世界を交互に描いた作品は最近よく見られるけど、これほど奥が深くて、しかも妙に納得させられたのは初めてかも。そう、夢って無意識に欲望や不安が断片的に映し出されるものなのよねぇ。ナオミ・ワッツの演技もビックリするほど繊細かつ大胆。その辺のホラーなんかよりず〜っと怖いラブストーリー。
02/8/29 バンディッツ -bandits-
《採点》★★★★
《監督》カーチャ・フォン・ガルニエ('97独)
《出演》カーチャ・リーマン、ヤスミン・タバタバイ、ニコレッテ・クレビッツ、ユッタ・ホフマン、ヴェルナー・シュライヤー、ハンネス・イェニケ
「ケツまくって、逃げようぜっ!」
殺人、強盗、結婚詐欺などで服役中の個性の違う女4人の共通点は、囚人であることと音楽を愛していること。警察のパーティーでのライブの脱走のチャンスに首尾よく逃げ切った彼女たちのニュースは話題性タップリで、CDはヒットチャートを独走。国中の若者の支持を得て超人気者となったが…。
ドイツ映画いいですねぇ〜♪イギリスともフランスともイタリアともどこか違う(当然ですが)独特のオシャレ感覚が好き。全体のイメージは「テルマ&ルイーズ」と「コヨーテアグリー」を足して割った感じ。暗い過去を背負った4人の女性が、年齢も個性もそれぞれ全然違うんだけど魅力的。皆、いずれ劣らぬ反抗的な性格だけど、大好きな音楽となると一致団結。束の間の女の友情が爽やかで快い感動を与えてくれる。途中で人質となるイケメン君が新鮮で「テルマ…」のブラピを思い出させる。そういえば、この監督は以前ブラピと恋の噂があった女流監督でしたね。
02/8/29 ノッティングヒルの恋人 -Notting
Hill-
《採点》★★★★
《監督》ロジャー・ミッチェル('99)
《出演》ジュリア・ロバーツ、ヒュー・グラント、リス・エヴァンス、ジーナ・マッキー、エマ・チャンバーズ、ヒュー・ボーンヴィル、ジェームズ・ドレイファス
「世界一の映画スターが、街角で本屋さんとぶつかった・・・」
ウエストロンドンの小さな街ノッティングヒルで旅行専門書店を経営するバツイチのウィリアム。彼の店に世界一有名な女優アナがやってきた。店員とお客として言葉を交わし、本を買って立ち去って行く。女神が突然目の前に現れたことに呆然とするウィリアム。でも、本当の奇跡はこれからだった…。
何と言ってもリス・エヴァンスです!!笑かしてもらいましたよ〜(T▽T)こんなユニークな人がそばにいたら飽きないだろーなー。映画自体は「ローマの休日」の現代版という感じで、かなり意識してるのが見え見えなんですが、キャスティングがなかなか的確で面白いです。ヒュー・グラントのたれ目が小心者でお人好しの主人公にピッタリで好演でした。逆にジュリアは、残念ながらオードリー・ヘップバーンの足元にも及ばなかったですねぇ。相変わらず歩き方ヘンだし…。ああでも、この「憧れのスターとの偶然の出会い」というセッティングは夢を抱かせてくれるな〜(*^.^*)
02/8/22 ジェヴォーダンの獣 -LE
PACTE DES LOUPS-
《採点》★
《監督》クリストフ・ガンズ('01仏)
《出演》サミュエル・ル・ビアン、ヴァンサン・カッセル、モニカ・ベルッチ、エミリエ・デュケンヌ、ジェレミー・レニエ、マーク・ダカスコス
「歴史の闇に隠された凶暴な謎が襲いかかる!!」
18世紀フランス・ジェヴォーダン地方。100人を越える女と子供が忽然と姿を消した…。残された死体の巨大な傷跡。狼の仕業か?それとも呪いか?謎の野獣退治のため、ルイ15世より最も優秀な騎士たちが派遣された。彼らはそこで魔獣の謎と驚愕の真相に立ち向かうこととなる!
いやぁ〜久しぶりの駄作です。最近のフランスのアクションものって拾い物があったりするので、ちょこっと期待して観ちゃったのがいけなかった(^_^;)呆気にとられてしまいました。なんせストーリーがめっちゃくちゃで???の連続なんだけど、それらしくまとめているところが気にくわないです。「なんでこーなるの?」って場面が数々あって、突っ込んでたらキリないんでやめますが、もうちょっとなんとかならなかったのかな?映像は綺麗に撮れてるから、もったいないです。ゲームアニメ感覚で観れば良いのかもしれませんが・・・M・ダカスコスのアクションシーンだけが救い。
02/8/1 スターウォーズ エピソード2 クローンの攻撃
-STAR
WARS EPISODEU-
《採点》★★★
《監督》ジョージ・ルーカス('00)
《出演》ユアン・マクレガー、ナタリー・ポートマン、ヘイデン・クリステンセン、イアン・マクダーミド、サミュエル・L・ジャクソン
「ジェダイは怒ってはならない。憎むことも。愛さえも。」
オビ=ワン・ケノービ、パドメ・アミダラ、そしてアナキン・スカイウォーカーは一同再会したものの、混沌とした状況の中に投げ込まれてしまう。以前はナブーの女王だったパドメは今や高名な元老院議員。アナキンとオビワンは、暗殺の標的にされているパドメを警護する任務を与えられたのだった。
実はスターウォーズのシリーズは昔からイマイチ乗り切れない人だったのですが、チケットが手に入ったので劇場で観る機会を得ました。運命だったのか?(なんちゃって)まずはCGバリバリの宇宙映像が素晴らしいです・・・しかも、好きなんです、もともと。宇宙飛行士になりたかったくらい。そんで、フォースの戦闘シーンにはあまり興味なくって、私がこのエピソード2を気に入ったのは、アミダラとアナキンの「禁じられた恋」なのですぅぅ。あのシチュエーションはせつなくって、うるうるして・・・つまり、あたしゃ真のSWファンじゃないってことですね、きっとo(*^▽^*)oあはっ♪
02/7/25 フェリックスとローラ -Felix
et Lola-
《採点》★★
《監督》パトリス・ルコント('00仏)
《出演》シャルロット・ゲンズブール、フィリップ・トレトン
「君がついた嘘の数で、愛の深さをはかりたい」
原色のイルミネーションが交錯する移動遊園地でバンパー・カーのアトラクションを経営するフェリックス。そんな彼の元に現れた謎の女ローラ。つかみどころのない、どこか哀しげな彼女にフェリックスは一目で恋に落ちる。しかし、ローラは決して自分の内面を見せようとはしなかった。
遊園地が出て来る映画って好きです。はっきり言ってどちらかと言うと本当は暗〜い映画なんだけど、楽しげな遊園地のシーンのおかげで印象は意外と明るい。パトリス・ルコント監督らしいミステリアスな愛の物語なんだけど、ラストは割とあっさりしてて、やっぱり「髪結いの亭主」ほどの衝撃はない。逆に私はすごくローラの気持ちに納得できたと言うか、本当はどこにでもいるような平凡な女である自分が嫌で、ミステリアスを装うなんてこと、どんな女の人にも潜在的に持っているものなんじゃないかな?シャルロット・ゲンズブールは全然美人じゃないのに不思議に魅力的だ。
02/7/21 ギフト -THE
GIFT-
《採点》★★
《監督》サム・ライミ('00)
《出演》ケイト・ブランシェット、キアヌ・リーブス、ヒラリー・スワンク、グレッグ・キニア、ジョヴァンニ・リビシー、ケイティ・ホームズ
「“超感覚”(ギフト)を与えられた彼女だけが、この事件を解き明かす」
ジョージア州の小さな町で起こった残忍な殺人事件。ショッキングな事件はその町全体を揺り動かした。すべての登場人物が疑わしい?迷宮入りを恐れた保安官は占い師アニーの不思議な力を頼ることにしたのだが・・・。
見終わって特に何も残るものはないのですが、役者陣が芸達者なのと恐怖感覚の得意なサム・ライミ監督の映像手腕で、上質なミステリアス・ムービーとなっています。結末は、なんだやっぱり・・・って感じですが、それまでの過程は結構もしかして?と思わせる様々な伏線があったりして、それなりにオモシロ恐がらせてくれます。キアヌとヒラリーも鬼気迫る演技で良かったけど、何と言ってもやはりケイト・ブランシェットですね。上手いです!普通じゃない感覚を持つ微妙な役どころを難なくサラリとやってのける。そして、あのソフトな声が好き。憧れちゃいます。
02/6/15 メメント -MEMENTO-
《採点》★★★★
《監督》クリストファー・ノーラン('00)
《出演》ガイ・ピアース、キャリー・アン・モス、ジョー・パントリアー、スティーブン・トボロウスキー
「リアル(真実)が危ない」10分前、俺は何をした?
目の前で妻を殺されたショックで、10分間しか記憶がもたない前向性健忘という記憶障害に冒されたレナード。たった今、過ぎた10分の自分がわからない・・・その中で、“復讐心”だけが彼にとっての真実(リアル)。記憶をたどり、記録を読み解き、彼は犯人を追い詰めることができるだろうか?
かな〜り複雑難解だと聞いていたので、覚悟して一時たりとも目を離さずに真剣に観たので、思ったほど苦労せずに理解できた。まあ、時間の進みが現実と逆行しているという手法を、情報で知っていたのでなんとか解ったけど、もし知らないで入り込んだらちんぷんかんぷんの迷路状態に陥る可能性は大です。しかし、ひとつ間違えるとちゃちになりそうなお話を緻密に練られた脚本で飽きさせない。日頃からめちゃ忘れっぽい自分を思い浮かべて、他人事じゃないなとちょっとコワクなったのと、ラストの主人公の独り言「さてと、何だっけ?」ってのが個人的にウケました。
02/6/13 アメリ -Amelie-
《採点》★★★★★
《監督》ジャン・ピエール・ジュネ('01仏)
《出演》オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ、ドミニク・ピノン、イザベル・ナンティ、ジャメル・ドゥブーズ、ヨランド・モロー、
「観る人みんなが幸せになる“アメリ現象”」
少女アメリの遊び相手は空想の中の世界。大人になっても楽しいイタズラを続けるアメリだったが、不思議な青年ニノとの出会いで彼女の作戦はかき乱される。アメリはいつのまにかニノに恋をしていた。自分の人生にはまるで引っ込み思案の彼女は、自分の幸せを見つけることはできるのか?
「アメリ現象」って一体どんな現象なの?っていう疑問がハッキリと解けました。本当に幸せな気持ちになるのです。これ、ウソでも大袈裟でもなかった。「やられた〜」って感じです。ところどころに本当に胸が「きゅう〜ん」となるシーンが散りばめられていて、特にあの小人のエピソード・・・ああ、思い出すだけで顔がほころんじゃう(^.^)アメリはちょっと変わり者の両親に育てられたから普通じゃないところがある。そこをどちらかと言うとグロテスクな映像感覚のジュネ監督がブラックな笑いをも交えて表現。なぜか人間の誰もが持っている温かい部分を思い出させてくれるのだ。
02/5/28 処刑人 -THE
BOONDOCK SAINTS-
《採点》★★★
《監督》トロイ・ダフィー('99米・カナダ)
《出演》ショーン・パトリック・フラナリー、ノ−マン・リーダス、ウィレム・デフォー、ビリー・コノリー
「法で裁けぬ悪人どもに"死の制裁”を!」
ボストンの路地裏でマフィアの惨殺死体が発見される。FBI捜査官は自ら"神の使い”と称する兄弟を執拗に追い詰める。しかしそれを嘲笑うかのように、今度はマフィアの幹部9人を秒殺。身の危険を感じたマフィアのボスは神をも恐れぬ凶暴な殺し屋を解き放つ。
ストーリー展開にちょっと部分的に無理なシーンもあったけど、特にあの鎖につながれた凶悪犯罪者はもしかしてお父さんだったの?(゜〇゜;)なぬ?????だけど、初監督作品ということで大目に見るなら・・・なっかなか面白かった!!カメラワークも斬新だしユーモアセンスもありそうだし(ウィレム・デフォーがコミカルな演技で大活躍?)トロイ・ダフィー監督、これからが楽しみです。しかし、何と言ってもこの兄弟役2人が美形で超カッコいいのなんのって!!兄役ショーンは知的でナイーブ、弟役ノーマンもやんちゃで可愛い、2人共かなり魅力的でした〜(*^^*)ポッ
02/5/18 アウト・オブ・サイト -OUT
OF SIGHT-
《採点》★★★
《監督》スティーブン・ソダーバーグ('98)
《出演》ジョージ・クルーニー、ジェニファー・ロペス、ヴィング・レイムス、アルバート・ブルックス、ドン・チードル
「シャイで、セクシー、とことん楽しめる映画」
如才なく立ち回り全米一の成功率を誇る銀行強盗ジャック。刑務所を脱獄したその日、ジャックはお金よりもずっと価値のあるものを盗んだことに気がついた。それは、頭が切れセクシーなカレンのハート。だが、不運だったのは彼女が連邦捜査官だったこと。
粋でオシャレ、大人感覚の素敵な映画。とにかくジョージとジェニロペの魅力満開。2人共セクシーなんだけどいやらしくない。濃いんだけど、なんだか爽やか。バーでのカレンとジャックの会話は思いっきりロマンチックが止まらない!!ソダーバーグ作品はラストがあっさりしすぎ?の感もあるけど、多分それは監督が意図的に観客が期待するドラマチックな展開を避けているような気がする。それが逆に心地良かったりもするんだけどね。「オーシャンズ11」のプロローグって感じのストーリーで、ホントにG・クルーニーには悪知恵が働くちょっぴりダメ男役がピッタリだと再認識。
02/5/14 ハリー・ポッターと賢者の石-HARRY
POTTER AND THE PHILOSOPHER'S STONE-
《採点》★★★★
《監督》クリス・コロンバス('01)
《出演》ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ロビー・コルトレーン、リチャード・ハリス、イアン・ハート、ジョン・ハート、アラン・リックマン、マギー・スミス
「さぁ、魔法のほうきに乗ってファンタジーの世界に飛び立とう!」
幼い頃に両親を亡くしたハリー・ポッターは意地悪な叔母一家に引き取られ孤独な日々を送っていた。そんなある日、彼のもとに突然届いた"ホグワーツ魔法学校への入学許可証”。実はハリーの両親は名高い魔法使いで、彼もまたその血を受け継いでいたのだ。
最初から最後までワクワクしながら観たのであっという間でした。ダドリーの豚のしっぽ、トーマスみたいなホグワーツ特急、蛙チョコレートに百味ビーンズ、ドラゴンの赤ちゃん、透明マント・・・全部、私のツボです。原作本を先に読んであったのでストーリーも理解しやすく(かなり原作に忠実!)ああ、この場面、映像にするとこんな感じなのね?自分が想像していたのと同じだったり違ったりで楽しめました。ハリー役のダニエル君も良かったけど、なんと言ってもロンとハーマイオニーの2人!!いい味出してました!ぜひ、次回作もこのメンバーで続けて欲しいっ(^.^)
02/5/4 ムーラン・ルージュ -MOULIN
ROUGE-
《採点》★★★
《監督》バス・ラーマン('01)
《出演》ニコール・キッドマン、ユアン・マクレガー、ジョン・レグイザモ、ジム・ブロードベント、リチャード・ロクスボロウ
「退廃と享楽の都パリに咲いた悲しい恋」
19世紀末、夜のパリを象徴する妖艶な魅惑に溢れたナイトクラブ"ムーランルージュ”のスターにして最も有名な高級娼婦サティーンと若い貧乏作家のクリスチャン。2人は女優と作家という関係を装いながら激しい恋に落ちるが、思わぬ悲劇が待ち受けていた・・・。
この時代背景に近代的な流行歌といかにもPOPな色彩感覚を持ってきたところがバズ・ラーマン監督らしい。ナイトクラブは豪華絢爛、魅惑的でワクワクさせられるし、プロのダンサー(だと思う)のダンスシーンも圧巻です。でもね、正直言って中盤ちょっと飽きました。ミュージカルは嫌いではないんだけど、あまりしつこいとゲンナリするかも。主役の2人とも歌に踊りに頑張ってはいるんだけど・・・やっぱり本業ではないから観客に魅せる、惹き付けるものが今ひとつだったような?それから・・・ニコールとユアンが、なんかイマイチお似合いに見えなかったのは私だけ?
02/4/28 トレーニング・デイ -TRANING
DAY-
《採点》★★★
《監督》アンソニー・フュークワー('01)
《出演》デンゼル・ワシントン、イーサン・ホーク、スコット・グレン、トム・ベレンジャー
「善と悪の境界線が常につきまとう・・・24時間」
ロス市警麻薬捜査課に配属された新人刑事ジェイクは緊張していた。数々の大物摘発で伝説となっているベテラン刑事アロンゾとコンビを組むことになったからだ。アロンゾに会うなりジェイクは翻弄させられる。「か弱い子羊でいるか、獰猛な狼になるのか、それを選べ」
新米刑事とベテランの黒人刑事の図は「セブン」を思い出させる冒頭のシーン。パクリ?とか思ったけど、ちょっと違う。あっちは異常殺人事件という設定だったけど、こちらは麻薬捜査。より現実味があって中盤はグイグイとリアルな演出に引き込まれる。しかも、アカデミー主演と助演を共にノミネート(デンゼルは男優賞ゲット!)だけあって、2人の演技は見応えありです。特に、いつも悩み表情が得意のイーサンが良かった。デンゼルは上手いけど、やっぱりあの黒人にしては端正で穏やかな顔つきがあの役にはどーもピンとこない。ラストの詰めがちょっと甘いかな?
02/4/21 ヤマカシ -yamakasi-
《採点》★★★
《監督》アリエル・ゼトゥン('01仏)
《出演》チョウ・ベル・ディン、ウィリアムス・ベル、マリク・ディウフ、ヤン・ノウトゥラ、ギレイン・ヌグバ・ビイェケ、シャルル・ペリエール、ロラン・ピエモンテージ
「パリの空を、跳ぶ、飛ぶ、翔ぶ!7人の超人が、子供の命のために!!」
パリの高層ビルの壁面を体ひとつで天辺まで登ってしまう7人。彼らを真似て心臓に持病のある子供が重症を負った。治療のため移植が必要だ。費用は40万フラン。明日の正午までに現金を揃えなければならない。7人組は金持ちの家に忍び込んで金を調達することを決意し、実行に移ったが・・・。
好きです、これ。めちゃカッコイイ!!!もっと子供だましだと思ってたけど、そうでもなかった。ってゆうか、私が精神的にオコチャマだからまんまとだまされたのかも?ですが(笑)、やっぱり私は銃撃戦や近代的な武器を使うアクションものよりも、生身の躍動感が好きなんだと実感させられた。きっと身軽で超人的なヒトにヨワイんだな。あのすばしっこい身のこなしとか、敵の目をくらます瞬時の判断力とかね。ちょっと単純すぎて難のあるストーリーには目をつぶって、バックミュージックのHIPHOPのリズムに素直に酔いしれることができる人にはオススメです。
02/4/14 ラッシュアワー2 -RUSH
HOUR 2-
《採点》★★
《監督》ブレット・ラトナー('01)
《出演》ジャッキー・チェン、クリス・タッカー、チャン・ツィイー、ジョン・ローン、ロセリン・サンチェス
「ついにあの最強コンビが・・・帰ってくる!!」
休暇で香港にやってきたリー警部とカーター刑事。だがそこで彼らは大事件に遭遇する。アメリカ大使館で爆発が起き、ニセ札を密造する組織を調査していた米国関税官が犠牲になったのだ。香港警察はこの事件の主犯格が香港マフィアのボス、リッキー・タンであると目星を付け、リー警部を送り込む。
面白かったです。特にクリス・タッカ−!!あのマシンガントークと、エディ・マーフィーともどこか違う独特のハチャメチャさがユニークで、なんだか憎めないキャラクターです。くだらないんだけど、結構笑ってしまう私・・・黒人びいきだからかな?(~_~;)ジャッキーとのコンビも前作以上にバッチリだったよ。あの「初恋のきた道」のめんこい(カワイイ)チャン・ツィイーちゃん、随分厚化粧で、それがまた似合ってなくて(?)別の意味で笑えた。もう1人のシークレットサービスの女優さんも、ちょっとサンドラ・ブロック似で(もっとキレイかも?)男性にはなかなか目の保養になりますよ。
02/4/12 ビューティフル・マインド -A
BEAUTIFUL MIND-
《採点》★★★★★
《監督》ロン・ハワード('01)
《出演》ラッセル・クロウ、ジェニファー・コネリー、エド・ハリス、クリストファー・プラマー
「それは−真実をみつめる勇気、信じ続けるひたむきな心」
研究に打ち込むあまり、自分の魂のありかさえわからなくなっていく1人の天才数学者。精神が極限状態に追い込まれ、壊れそうになる自分と闘いながら、やがてノーベル賞を受賞するまでの苦悩・・・彼は、いつも探していた。数学的真理を、愛を、そして、本当の自分の心を。
学者さんのお話だから、もっとお堅いストーリーかと思いきや、なかなかスリリングな展開で「えっ?!」と思わされる、良い意味での裏切りもあります。絶対に予備知識なしで見るのをオススメします!夜空を見上げながら彼女の好きなモノの形を聞いて指で星をなぞるシーンなんて、とってもロマンチック。人付き合いの下手な主人公をとりまく人間関係も感動的に描かれていて、2時間半があっと言う間の全体的によくできた作品。アカデミー賞も納得です。ラッセル・クロウも意外とハマリ役だったし、助演女優賞受賞のジェニファー・コネリーがうっとりするくらい美しかった。
02/3/22 キリング・ミー・ソフトリー -KILLING
ME SOFTLY-
《採点》★★★
《監督》チェン・カイコー('00)
《出演》ジョセフ・ファインズ、へザー・グラハム、ナターシャ・マケルホーン、イアン・ハート
「覗いてはいけない愛の果て」
ロンドンに住み始めて18ヶ月のアメリカ人アリスはウェブサイト開発を担当するキャリアウーマン。彼女はある朝出勤途中の交差点でミステリアスな男と出逢う。再会した男はタクシーを停めて開いたドアの横に立ち、アリスを見つめた。それは彼女の人生を変えてしまう入り口となった。
「ひとめ惚れ」ってゆうか、目と目が合った瞬間にハート光線がビビッと走る運命の出会い。それってロマンチックではあるけれど、かなり危険。相手がどんな人物かも分からないまま、感情のみで突っ走る男と女は後戻りできない。悪いやつだと判明しても恋する気持ちはもう抑えられない。そのミステリアスなところに惚れちゃったのだから・・・。ラストで人殺してるのに平然と普通の生活に戻っている点にちょっと???だけど、へザー・グラハムがめちゃ可愛いのとロンドンの街並の風景が好きなので許します(笑)それにしても、ジョセフ・ファインズのまつ毛超濃い・・・
02/3/7 レクイエム・フォー・ドリーム -REQUIEM
4 A DREAM-
《採点》★★★
《監督》ダーレン・アロノフスキー('00)
《出演》エレン・バースティン、ジャレッド・レト、ジェニファー・コネリー
「ハイ・スピードの恐怖と興奮にあなたは耐えられるか?」
孤独で満たされない日々を送る恋人たち。幸せを求めてさまよう2人が手にしたのは、危険なドラッグだった・・・。いま足元にある幸せに気づくことなく、人生の階段を踏み外してしまった者達が辿りつくのは果たしてどこなのか?
恐いもの見たさってやつで、なんとなく惹かれて観てしまった・・・。「観てしまった」と言ったのは、「観なきゃよかった」にもちょっとつながるけど、でも確かに後味はあまり良くない不気味な余韻の残る映画なのに、今思い出すとそんなに嫌いでもない。もう1回観てもいいかな〜なんて思ってます。ハイスピードなビジュアル感覚は観客にドラッグの疑似体験を感じさせ、それが恐怖でもあり快感でもある。テレビ中毒のお母さん役、エレン・バーステインは名女優らしい演技を見せてくれるし、大好きな「ラビリンス」に出ていたジェニファー・コネリーがすっかり大人になって妖しい魅力満開!ジャレッド・レト君は初めてでしたが、なかなかナイーブですね〜!!
02/3/2 ジュラシック・パークV -JURASSIC
PARKV-
《採点》★★
《監督》ジョー・ジョンストン('01)
《出演》サム・ニール、ウィリアム・H・メイシー、ティア・レオーニ、アレッサンドロ・ニヴォラ
「もはや人間に逃げ道はない・・・」
古生物学者グラント博士は発掘資金を必要とした。そこへ、実業家と名乗る夫婦が現れ資金援助を引き換えにイスラ・ソルナ島上空ガイドを依頼する。そこは恐竜たちを蘇らせた「サイトB」と呼ばれる島。この島で行方不明になった息子を探し出すのが彼らの目的だった・・・。
去年、USJに遊びに行った時、ライドに乗るために1時間以上、寒空に立ちっぱなしで並んで待っている間中、この映画のプロモーションビデオや音楽を聴かされたのが甦った。。。(~_~;)だから、なんとなく親近感(?)てゆーか、懐かしい感じで観ました。恐竜ってなかなか知能犯。うちのワンコも悪知恵働くけど、ミニチュアダックスフンドだから小さいからまだイイけど、あれがズームアップしたと思うとやっぱコワイですねぇ(^.^)あんなデッカイ顔を間近で見たら腰抜かすだろーなー・・・なんてマジに思わせちゃうほどリアルな映像。さすがユニバーサルって感じでした。
02/2/15 オーシャンズ11 -OCEAN'S
11-
《採点》★★★★
《監督》スティーブン・ソダーバーグ('01)
《出演》ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・ディモン、アンディ・ガルシア、ジュリア・ロバーツ、ドン・チードル
「ハリウッド史上最強の犯罪ドリームチーム」
保釈中のカリスマ窃盗犯ダニエル・オーシャンが刑務所暮らしの4年間で練りに練った犯罪は、ラスベガス3大カジノの現金がすべて集まる地下200フィートの巨大金庫から、ミサイル基地なみに厳重な警備システムを破って現金を盗み出すという、とてつもない計画だった。
かなり久しぶりに劇場へ足を運んだほど絶対に大画面で観たかった映画。期待に反せず(*^o^*)ドキドキ(*゜O゜*)バクバクものでした。舞台はハデハデなラスベガス、しかも豪華キャスト、なのにどこか粋でクール。ソダーバーグらしい淡々とした演出が、どの俳優を浮き出させるわけでもなく、サラリとした抑えた演技でそれぞれの存在感を示す。この雰囲気かなり好きです。出演者の人気に頼らず、演技力を信頼し、演じる側もそれを十分承知でのびのびと演じてる。あのゴージャスな気分にまた浸りたいと思っちゃう。何回でも観たいな。
02/2/3 ソードフィッシュ -SWORDFISH-
《採点》★★★
《監督》ドミニク・セナ('00)
《出演》ジョン・トラボルタ、ヒュー・ジャックマン、ハル・ベリー、ドン・チードル
「全米が、ハメられた。驚異のVFX映像誕生!」
麻薬取締局の不正な資金をコンピュータ回線で奪おうとするガブリエル。「最高のハッカーは60分でパスワードを破るが、俺は60秒で破るやつを探している」と、いきなり銃を突きつけられたスタンリーは・・・。
まあ、このIT時代にハッカーを題材にした超近代的娯楽作品に仕上がってるんじゃないかと・・・。出演者がそれぞれなかなか魅力的で役にハマッてるし、展開も今風にスピーディーで楽しませてくれます。味方だと思ってたらスパイだったり、死んだと思ったら生きてたりとか、ストーリーはややありきたりだけど、もしこんな人がいたらコワイなと、正直思わされました。これから先、どんどんコンピューター化されて不可能なことなどない時代が訪れるかもしれないと思うとネ。
02/2/2 ツバル -TUVALU-
《採点》★★★
《監督》ファイト・ヘルマー('99独)
《出演》ドニ・ラヴァン、チュルパン・ハマートヴァ、フィリップ・グレー、テレンス・ギレスピー、カタリナ・ムルジア
「さぁ、夢の国へ漕ぎだそう」
いつの時代とも、どの国ともわからない荒野の室内プール。盲目の父親のプール経営を手伝う青年アントンは、いつの日か船長になって経験したことのない外界への旅に出ることを夢見ていた。そんなアントンが心奪われた美少女エヴァと、はるか遠い楽園「ツバル」をめざすふたりの大冒険が始まる!
とにかく個性的で今までに見たことのない映像なのがナイス!!全編、夢の世界に浸れます。この誰にも真似できない感覚はスゴイッ。何せ、セリフなしなんだから・・・つまり、吹替えも字幕もなし。観る人の感性に任せるってところが素敵。私は最初から最後までこのメルヘンワールドを堪能できました。ヒロインの女の子が見るからにやわらかそうでホントにカワイイ!プールで金魚と一緒に戯れるシーンはあまりの美しさに胸が高鳴りました。私も金魚と一緒に泳いでみた〜い!!
02/2/2 シーズン・チケット -PURELY
BELTER-
《採点》★★★★★
《監督》マーク・ハーマン('00英)
《出演》クリス・ベアッティ、グレッグ・マクレーン、チャーリー・ハードウィック
「涙が出そうになった時、ぼくらはスタジアムの風を想う。」
狭いアパートで母や姉とひっそり暮らすジェリーと年老いた父と二人暮らしのスーエル。しかし二人には共通の夢があった。それは、大好きなサッカーの試合をスタジアムで観戦すること。一人500ポンドもする「シーズンチケット」はとうてい手が届かない。でも、何とかして試合を見たいんだ!
思いがけずに大泣きでした(T_T)でも、イギリス映画特有のラストのオチでめちゃくちゃ爽やかな後味を残してくれます。お砂糖とミルクたっぷりの紅茶の味。。。見終わってつくづく感じたのは、心が離れてしまっている身内よりも、身近にいる他人の優しさの方がよっぽど身に沁みる場合もあるのねぇっていう気持ち。主役の男の子は映画初出演らしいけど、とっても良かった!犬の使い方もさすがイギリス!!これ、是非多くの人に見てもらいたい1本です。
02/1/27 ドリヴン -DRIVEN-
《採点》★
《監督》レニー・ハーリン('01)
《出演》シルベスター・スタローン、バート・レイノルズ、キップ・パルデュー、ティル・シュワイガー
「怪物は、時速400キロの夢を見る。」
時速400キロを超える苛烈な世界に、かつて天才的なテクニックをもってトップレーサーだったが、大事故をきっかけにサーキットから遠ざかっていたプロ中のプロが、スランプに落ち込む若手人気レーサーをチャンピオンの座に導くために、再び危険と興奮の真っ只中に戻ってきた!
王子様タイプのルックスで要注目のキップ・パルデュー君が出ているので楽しみにしてたのに、映画自体は・・・お笑いシーンが数々ありました(~_~;)特に日本が舞台になっている場面。ど〜しても日本に見えなかったのは私だけ?インチキくさいな。なんか、どっかから日本っぽいカットを拾ってきてつなげたよ〜な・・・とにかく作りが雑すぎます。超B級。レニー・ハーリン監督どうしちゃったの?因みに、ラズベリー賞いっぱい取ったみたいですね。納得。。。
02/1/6 スターリン・グラード -ENEMY
AT THE GATES-
《採点》★★★
《監督》ジャン・ジャック・アノー('01米・独・英)
《出演》ジュード・ロウ、ジョセフ・ファインズ、レイチェル・ワイズ、エド・ハリス
「歴史を賭けて撃つ。スナイパー、極限の対決。」
1942年、ドイツの猛攻に瓦礫と化した街スターリングラード。ソ連の兵士達の間にある日突然希望の歓声が湧いた。敵の将校を次々と狙撃し始めた射撃の名手が現れたからだ。ドイツは彼を亡き者とするためにプロのスナイパーを送り込む。歴史を賭けた一対一の激烈な戦いが火蓋を切った・・・。
私の2002年の記念すべき(?)一発目の作品は、ちょっと暗めかも?と思いながらも美形のジュード・ロウと美しい映像のジャン・ジャック・アノー監督に期待!で、ほぼ満足。戦闘シーンも「パールハーバー」に負けてない。っていうか、リアルでもっと良い。やっぱ自然なカメラワークが得意な監督の腕ですね。ストーリーはエド・ハリス演じるドイツのベテランスナイパーと子供のやりとりや、ラストの出会いなんかに不自然なところもあったけど、ロマンチックな要素もあって結構好きです。ジュード・ロウは泥まみれになっても、やっぱり綺麗で男前であった。

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